どうもフユトです!
僕は2021年3月に、高校時代から契約していたauを解約し楽天モバイルに乗り換えました。
当時の楽天モバイルは契約した日から1年間プラン料金が無料という
超太っ腹なキャンペーンを行っており、
月々の高額な携帯料金に悩まされていた僕は、「1年間使ってみて不便だったら解約しよう」と考え契約をしました。
今回は、1年の無料期間を終えて感じた
楽天モバイルのメリット・デメリットについて紹介していきます。
記事の最後に、
どんな人に楽天モバイルがオススメか
今後も楽天モバイルの契約を継続するか、否かを書いていますので
みなさんの参考になれば幸いです。
楽天モバイルのメリット
実店舗がある
実店舗での丁寧なサポート、SIMカードの即日受け取りができます。
povoやLINEMOなどのいわゆる格安SIMでは
実店舗を持たず、契約をネットのみで行うことでコストを抑え、格安のプランを実現しています。
これは携帯料金を下げたいと考えている人にとって嬉しい反面、
分からないことを店員さんに聞くことのできない不安や契約の煩わしさも生じてしまいます。
しかし、楽天モバイルではネットからの契約があるのはもちろんのこと
実店舗での丁寧なサポートもありながら格安のプラン料金を実現しています。
実際に僕も契約の際は店舗へ足を運んだのですが、
分からないことや注意点を優しく教えて下さり、無事に契約することが出来ました。
また、ネットでしか契約が出来ない格安SIMでは
SIMカードが自宅に届くまでに数日~1週間程度かかる場合がありますが、
楽天モバイルでは実店舗で契約を行うことが出来るため、即日SIMカードを受け取ることが出来ます。
シンプルな料金プラン
楽天モバイルには、月額0円~2980円(+税)の「Rakuten UN-LIMIT VI」プラン1つしかありません。
楽天モバイルの特長の1つに「プランの分かりやすさ」があります。
他社の料金プランですと
- 3GB1500円
- 5GB2000円
- 7GB3000円
といった定額制プランや
データ通信専用SIM、音声SIM、eSIMなど、
SIMの種類がたくさんあったり
利用したいSIMによって料金が異なっているというのが一般的ですが、
楽天モバイルの提供するプランは以下に載せる画像の
Rakuten UN-LIMIT VIという料金プラン1本です。
楽天モバイル
これは従量制プランと呼ばれるもので、〇GB〇円といった定額制プランと違い、
月に使ったデータ通信量に応じて料金が決まるため、ユーザーはプランで悩む必要がありません。
データ通信量を多く使うユーザーにも
データ通信量をそこまで使わないユーザーにも対応できるシンプルで分かりやすいプランとなっています。
また、利用するSIMカードによる料金の違いもありません。
以下に楽天モバイルの提供しているSIMカードの情報を載せます。
楽天モバイル
料金が安くなった
楽天モバイルに乗り換えることで月額5000円以上安くすることが出来ました。
僕は楽天モバイルに乗り換えるまではauで月1万円程の携帯料金を払っていました。
これには携帯の機種代金も含まれていましたが、
それを除いても月に7000円弱のプラン料金を支払っている計算です。
しかも使えるデータ通信量は月7GB…
それが楽天モバイルに契約した日から1年間は0円になり、月7000円。
単純計算で年間84000円程浮いたことになり、
これはPS5とNintendo Switchが両方買える金額です。
終わったキャンペーンの話をされても・・・
と思われる方もいるかと思いますので、こちらをご覧ください。
赤枠はキャンペーンが適応されなかった場合に支
それを先ほどのRakuten UN-LIMIT VIに当てはめると月額1980円(+税)となります。
青枠はその料金がキャンペーンで打ち消されている事を示しています。
つまり、キャンペーン期間中の契約でなくとも月5000円。
年間60000円の節約となります。
これはiPhone SE (第3世代/64GB)が購入できる金額です。
通話かけ放題・SMSが無料
「Rakuten Link」という専用アプリを利用することで通話・SMSが無料になりました。
これも大きなメリットの1つです。
通話はLINEでするから関係ないなぁ…
と思う人もいるかもしれませんが、
学校や会社への連絡・お店の電話予約などにはLINEが使えないこともあります。
楽天モバイルにはRakuten Linkという楽天モバイルユーザー専用の通話アプリがあり、
このアプリを利用することで、
ほぼすべての国内通話の通話・SMSが無料で出来ます。
楽天ポイントが貯まる
楽天モバイルに申し込むだけで5000円相当の楽天ポイントが貰えました。
楽天モバイルでは新規契約をした人に5000円相当の楽天ポイントを付与しています。
また、実店舗での契約申し込みや、標準通話アプリでの10分通話かけ放題の有料オプションを
申し込むことで、最大25000円相当の楽天ポイントを貰うことができ、
貰ったポイントは携帯料金の支払いや
楽天市場や楽天カードの支払いに使うことが出来ます。
SPUが上がる
SPUとはスーパーポイントアッププログラムのことで
楽天市場でのお買い物のポイント還元率が上がります。
引用:楽天モバイル
楽天市場でお買い物をしない人にはあまり関係ないのですが、
楽天市場では購入金額の1%を楽天ポイントで還元してくれます。
それが楽天モバイルを契約することで+1%の2%還元となります。
たった1%かよ。
と侮るなかれ。
楽天ではこのSPU対象のサービスが数多くあり、
楽天カードの利用や楽天市場アプリの利用、楽天証券の利用など様々な条件を満たすことで
最大14%のポイント還元を受けることが出来ます。
その他メリット
上記に挙げた以外にも
- 契約事務手数料が無料(他社3000円程)
- テザリングが無料
- 取り扱い機種が豊富
などのメリットがあります。
楽天モバイルのデメリット
ここからは、僕が1年間楽天モバイルを使って感じたデメリットを紹介します。
楽天回線に繋がらない
楽天回線エリアでも楽天回線に繋がらないことがあります。
パートナー回線では月5GBまでしか使えません。
楽天モバイルで使用できる回線には以下の2種類あります。
- 楽天回線
- パートナー回線(au)
何故2種類あるのかというと
楽天モバイルは比較的最近、携帯事業に参入してきた会社なので自社回線のエリアが
大手キャリアに比べて狭く、
その問題を解決するために導入されたのがパートナー回線(au)のローミングです。
ローミングとは他社の回線を借りることです。
このローミングにより、ユーザーは楽天回線のエリア外であっても
パートナー回線の電波を拾うことで通信ができます。
楽天回線エリア内でも楽天回線に繋がらない
そして、ここからが本題です。
まず始めに言いたいことは、
「田舎では楽天回線に繋がらない」ということです。
楽天モバイルは楽天回線エリアを順次拡大しており、
2022年2月4日時点で人口カバー率96%を突破しています。
人口カバー率96%で繋がらないって
どんだけ田舎に住んでいるんだよwww
という声が聞こえてきましたが、それは違います。
楽天回線エリアは楽天モバイルのホームページから確認できますが、
そのページを見る限り、僕の住んでいる地域は楽天回線エリアなのです。
しかし、接続されるのは、ほぼパートナー回線です。
パートナー回線では月5GB以上使うと通信制限がかかる
では次に、パートナー回線では何が問題なのかを話します。
楽天モバイルではデータ通信量無制限の「Rakuten UN-LIMIT VI」というプランを提供していますが、
データ通信量が無制限なのは楽天回線接続時のみとなっており、
パートナー回線は月5GBまでしか使うことが出来ません。
月5GBを越えると通信制限がかかり通信速度が最大1Mbpsになります。
1Mbpsはネットの閲覧やメッセージアプリ等は特に問題なく使えますが
- 動画や画像の多いサイトでは表示までに時間がかかる
- ゲームアプリが起動しない
など、人によっては不便に感じると思います。
以上の事より、
これから楽天モバイルへの乗り換えを検討している方は
- 自分の住んでいる地域で楽天回線が繋がるかは、楽天モバイルのサイトではなく
周りで実際に楽天モバイルを使っている人に確認する - 楽天回線が繋がらず、普段月5GB以上使う人は他の格安SIMを検討するのも手
という事を頭に入れておくと良いかもしれません。
パートナー回線のローミングが順次終了していく
パートナー回線のローミングを終了し、楽天回線のみにしようとしている。
ローミングは楽天モバイルがauにお金を払って行っています。
つまり、楽天モバイルとして経済的な負担となっているため、
楽天回線エリアとなった地域についてはローミングを順次終了させていっています。
しかし、先ほど説明したように楽天回線エリアでも楽天回線が繋がらないことがあるため
結果として、ローミングが終了した地域はどちらの回線も入らず圏外となってしまう場合があります。
楽天回線は屋内に弱い
楽天回線は屋内では繋がりづらく、圏外になることもある。
画像は以前、屋内での使用時に撮影したスクリーンショットです。
電波が拾えず、圏外になっているのが分かります。
このように運良く楽天回線が拾えても屋内では、圏外やアンテナ1本になることが多々あります。
Wi-Fiに接続できれば問題なくないか?
と考える人もいるでしょう。
確かにアプリや動画を観る分にはWi-Fiに接続できていれば何の問題もありません。
しかし、電話番号への通話やSMSは
通信事業者が提供しているキャリア回線が繋がっていなければ使えません。
キャリア回線:楽天モバイルの場合は、楽天回線とパートナー回線です。
このデメリットは本当に大きく、
どうしても通話やSMS認証が必要な場合は窓際に行ったり、屋外に出るなどしていました。
Rakuten Linkの使い勝手が微妙
サイトから電話番号をタップすると無料で電話をかけることができない。
画像のように、サイトに記載されている電話番号をタップして電話を掛けようとすると
標準アプリで発信されてしまいます。
ですのでサイトに記載されている電話番号に掛ける際は、
まず電話番号を長押しします。
次に赤枠の「LINK」をタップすることでRakuten Linkから掛けることが出来ます。
または、青枠の「電話番号をコピー」をタップし、Rakuten Linkに貼り付け、発信する方法でも大丈夫です。
たまに、このことを忘れてしまい通常のアプリから発信してしまうことがあります。
iPhone版のRakuten Linkの改悪
通話の発信はRakutenLink/通話の受信は標準アプリのため折り返しが不便。
SMSの送受信が標準アプリに。
これはiPhone版Rakuten Linkの話なのですが、
2021年7月6日にある変更がされました。
通話の発信は今まで通りRakuten Linkから無料で行うことが出来るため問題のないのですが
通話の受信は標準アプリとなり
折り返す際に標準アプリのまま発信すると有料となってしまいます。
ですので、折り返す際は標準アプリを開き、
番号をコピーしてRakuten Linkに貼り付けて発信をしなければなりません。
また、SMSに関してですが
Rakuten Link未使用のユーザーからのメッセージ受信が標準アプリとなり
Rakuten Link未使用のユーザーへのメッセージ送信も標準アプリとなりました。
受信に関してはどちらのアプリでも無料なので問題は無いですが
送信は標準アプリから行うと有料となります。
どちらも多くのiPhoneユーザーにとっては改悪と言える変更で、
通話とSMSの標準アプリ、Rakuten Linkという
3つのアプリをホーム画面に配置しなければならないのも不便です。
間隔の広すぎる従量制プラン
3GB・5GB・10GB・15GB全て同じ料金で融通が利かない。
「Rakuten UN-LIMIT VI」はシンプルで分かりやすく、料金も安く良いプランです。
しかし、僕のように月4~5GBほどしか使わない人間からすると
- 10GB・15GB使う人も同じ料金なのか
- 3GB~7GBくらいで、もう一区切り欲しい
と思ってしまいます。
まあ、恐らく3GB~20GBが1番メインのボリューム層なので、
この料金プランが変わることはないでしょう。
その他デメリット
ネット上の評判や他のサイトでは以下のようなデメリットも挙げられていました。
- キャリアメールが無い
- 場所によりRakuten Linkの通話品質に問題がある
- サポートの対応が悪い(電話が繋がらない)
最後に
楽天モバイルはどんな人にオススメか
これまで挙げた
メリット・デメリットを踏まえ、楽天モバイルがオススメなのは
- 楽天回線が確実に入るエリアでデータ通信量を多く使う人
- 月0~1GB未満で抑えられる人
- 通話を頻繁に使う人
です。
今後も契約を継続するか
0~1GBまで0円という特長を生かしデュアルSIMで運用し更に安く。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIは0~1GB未満は無料。
通話もRakuten Linkから発信することで無料という特長を生かし、
楽天モバイルのSIMは通話専用とし
他の格安SIMでデータ通信を行うデュアルSIMで運用することで
無料期間を終え、本来は1980円(+税)になるはずのプラン料金を
大幅に抑えることができましたので、
詳しい概要ややり方が気になる方は下記に記事をご覧ください。
まとめ
今回の記事では楽天モバイルのメリット・デメリットを挙げました。
僕個人の感想としては楽天モバイルに乗り換えて大正解だと思っています。
もちろん、乗り換えの手続きやMNP転出、メールアドレスの変更など
面倒くさいことはありましたが、
それ以上に月5000円以上も支出を抑えられることのメリットは大きいです。
月に使えるお金が5000円増えたら皆さんは何に使いますか?
外食や趣味に使うのも良いでしょう。
浮いたお金の分、バイトや残業を減らし自分の時間が作ることもできます。
勉強のための本も数冊買えますね。
月5000円でも自分の生活を変えるのには充分なお金です。
このブログではこういった節約術の記事も書いています。
少しでも皆様のお役に立てていたら幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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